ビジュアルシンカーの脳…だったのか?私は😳
■ポッドキャストとの出会い
4年くらい前から、寝る前にいろんなポッドキャストを聴くのが習慣になりました。
その中で出会ったのが「ゆる言語学ラジオ」。
言語学なんてさっぱり分からない私ですが、会話のテンポや内容が面白くて、つい聴いてしまうんです。
■「視覚思考」という言葉に惹かれて
ある回で紹介されていたのが、「視覚思考(ビジュアルシンキング)」という考え方。
#322〜#324のシリーズでは、「絵で考えるタイプの人は、言葉とはちがう世界を見ている」という内容でした。
それを聴いたとき、「あれ?これ、私のことかも…?」と思ったんです。
■理論的に話すのが苦手だった私
昔から、筋道立てて説明するとか、論理的に話すのはちょっと苦手でした。
だから、ちゃんと話せる人を見ては「なんで私はできないんだろう」と落ち込むことも。
でも、「視覚思考」という言葉を知ってからは、少しだけ気持ちがラクになったんです。
「言葉で話すのが得意じゃない=ダメなわけじゃない」
「私はただ、絵で考えるタイプの脳だったんだ」って。
■視覚思考と言語思考、どっちが上でも下でもない
- 視覚思考者:頭の中で図やイメージで物事をとらえるタイプ。
- 言語思考者:言葉や文章で順序立てて考えるタイプ。
どっちが「優れている」ではなく、ただの脳の使い方の違いなんですよね。
たとえば、地図を見てすぐに理解できる人と、ナビの音声でたどり着ける人。どちらも目的地にはちゃんと着けます。
自分の考え方のタイプを知るだけで、「なんでできないんだろう」という劣等感が、
「そもそも脳の使い方が違っただけなんだ」と受け止められるようになってきました。
■まとめ:自分の“思考の型”を知ると、生きやすくなる
「私にはできない」じゃなくて、
「私にはこういうふうに脳を使うから、わかりづらかったんだ」
そう思えるようになってから、無理に合わせようとするのではなく、自分に合った工夫が少しずつできるようになりました。
もちろん、人の思考はグラデーションで、極端にどちらかというより「よりどちら寄りか」という感覚なんだと思います。
でも、その違いを知っているだけで、少し生きやすくなる。世界の見え方が、やさしく変わる気がします。
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