最終更新:2026年2月8日
図解で考えるってわかりやすいよね?…えっ、みんなそういうわけじゃないの!?
「説明がうまくできない」「言葉にすると混乱する」そんな自分にモヤモヤしたこと、ありませんか?
私はずっと「すぐに言葉で説明できない=理解ができていない」と思い込んでいました。でも最近、”視覚思考”という言葉に出会って、考え方が少し変わったんです。
ポッドキャストで出会った”視覚思考”という言葉
ある日、ふと耳にしたポッドキャスト(ゆる言語学ラジオ)で「視覚思考」という言葉が紹介されていました。図やイメージで考えるタイプの人がいて、それは”理解できていない”とは違う、伝える手段の得意分野が違う、という話。
それを聞いた瞬間、「あ、私のことかも」と思いました。
視覚思考と言語思考、どちらもアリ──科学的にも証明されています
視覚思考は、頭の中で図やイメージを使って情報を整理するスタイル。一方、言語思考は、言葉で順序立てて考えるスタイルです。
実は、この違いは単なる「感覚の違い」ではありません。脳科学の研究でも実証されているんです。日本の研究では、同じことを考えていても視覚思考者と言語思考者では活性化する脳の領域が異なることがわかっています(川原, 2021)。
💡 視覚思考にも2つのタイプがあります
- 物体視覚思考:写真のような鮮明なイメージで考える。絵画や映像制作が得意
- 空間視覚思考:図形や空間配置、抽象的なパターンで考える。数学や設計が得意
どちらが優れているわけでもなく、ただ“情報の処理方法が違う”だけ。そう思えたことで、少し心がラクになりました。
自分の思考スタイルを知ると、伝え方も変わる
私はブログを書くとき、まず頭で構成を図式イメージしてから文章にしている感じです。そうすると、文章の流れがわかって、繋がる言葉も自然と出てくる。
「すぐに言葉にできない=ダメ」じゃなくて、私の場合は、「形でイメージしてから言語化していくタイプ」なんだ、と気づけたことが大きな発見でした。
⚠️ 「言語化ハラスメント」に注意
動画でも語られていますが、視覚思考者に対して無理に言語化を要求したり、「なぜすぐ説明できないの?」と深掘りするのは、相手に大きな負担や恐怖感を与えることがあります。
言語化だけが「理解している証明」ではない──この視点を持つことが、お互いの理解につながります。
あなたはどんな思考タイプ?
自分の思考スタイルを知ることは、心をラクにする第一歩かもしれません。
- 📖 文章を読んで、言葉で内容を理解する → 言語思考タイプかも
- 🎨 映像や絵がありありと浮かぶ → 物体視覚思考タイプかも
- 📐 図形や地図、パターンで考える → 空間視覚思考タイプかも
🎤視覚思考についてもっと知りたい方へ
私が「視覚思考」という言葉に出会ったポッドキャストです。図で考えるってどういうこと?言葉にしづらい感覚って、実は自然なことかも…そんな気づきをくれた音声です。
どれも10分前後で聴けるので、家事の合間や移動中にもおすすめです🌸
📚 参考文献
- テンプル・グランディン『ビジュアル・シンカーの脳:「絵」で考える人々の世界』NHK出版, 2023
- 川原正広「視覚イメージと言語に関わる認知スタイルの個人差の検討」『イメージ心理学研究』2021


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