最終更新:2025年9月14日
もやもや考えてしまう。そんな時、どうしたらいいんだろう。
もやもや考えてしまう。そんな時…。
「思考実験してみればいいんだよ。」
ふとそんな言葉が浮かんできました。
🧠思考実験とは
思考実験とは、実際に手を動かすのではなく、頭の中で「もし〜なら?」と仮定して考える手法です。複雑な問題を単純化して考えることで、感情的な渦を外側から見ることができます。
この言葉は、19世紀末から20世紀初頭に科学哲学者エルンスト・マッハが用いたとされますが、考え方自体は古代ギリシャに遡るそうです。
🧠代表的な思考実験
- 哲学的思考実験:「テセウスの船」…部品をすべて取り替えた船は、同じ船と言えるか?
- 科学的思考実験:「シュレーディンガーの猫」…観測されるまで猫は生死の重ね合わせ状態にある。
- 倫理的思考実験:「トロッコ問題」…1人を犠牲にして5人を救う選択をどう判断するか。
もやもや思考への応用、できるのでは?
- 漠然と考えてしまうことを言語化してみる → その場合、どうなる?
- それとは違う可能性も仮想してみる → その場合はどうなる?
そんなふうに、頭の中で未来を試してみることで、冷静になれる気がします。
💻思考実験を助けてくれる無料アプリ
- IdeaEDGE:ロジックツリーやコンセプトマップが作成可能。付箋感覚で情報整理。無料お試しあり。
- MindMup:Googleドライブ連携のマインドマップ。共同編集も可能。無料版は保存期間に制限あり。
- XMind:テンプレート豊富で見やすいデザイン。無料でも十分使える。
- Mindmeister:世界中で使われている人気ツール。無料版は作成数に制限あり。
- FreeMind:シンプルで軽快な操作感。完全無料。
- Coggle:クラウド上でリアルタイム共同編集。無料版は非公開マップ3つまで。
ここではざっくりご紹介しましたが、詳しい機能や雰囲気は、各ツールの公式サイトをのぞいてみると、きっとしっくりくるものが見つかると思います。
今は、便利なアプリやAIがあります。これは使い倒したいところですね。
最後に
自分が今、何をどう考えているかを理解すること、
その上で、どう行動してゆくかを考えること、
それが、もやもやから抜け出す第一歩になるのかも知れません。
もやもやの渦に巻き込まれそうになったら、思考実験してみよう。
そんな習慣を、少しずつ育てていけたらいいな、と思います。
色々な方面から考えることを「思考実験」と捉えてみると、なんだか面白いなと思いました。
正式な定義はさておき、頭の中で「もしこうだったら?」と仮に考えてみること、
それだけで、心の中に少し余白が生まれる気がします。
どんな精神状態のときも、ひとつの見方にとらわれずに、いくつかの可能性を思い描いてみる。
そんなふうに思考を広げられたら、きっと自分にやさしくなれる気がするのです。
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