優しい人ほど「自分勝手」が必要かも?
「和をもって尊しとなす」って?
遠い昔、学校で習いました。…よね?😅
聖徳太子の十七条憲法の第一条…
社会、苦手だった〜💧
自分勝手はいけない。
皆んなに合わせなければ。
昔からそう言われて育ってきた気がします。
それって、ほんとにそう?
自分勝手に生きちゃ、ダメなの?
なぜ「自分勝手=悪」と思ってしまうのか
他人に迷惑をかけたり傷つけたりする行動は問題ですが、
すべての自己主張や自分らしさが「悪」になるわけではありません。
「自分勝手ではいけない」と感じる根底には、
- 他人からどう見られるかへの強い意識
- 「和」やルールを重視する社会的価値観
- 幼少期のしつけや周囲の反応に敏感になる性質
- 自己評価の低さや責任感、完璧主義
日本では、協調性を重んじる価値観、そして「空気を読む」という行動様式が影響していて、
個人の意見よりも集団の意見や行動を優先させる傾向が強いようです。
協調性と自己主張は両立できる?
協調性を意識して他者の評価を気にする人ほど、自分勝手さを抑えがち。
これは、表面的には協調性と見なされる場合があります。
しかし、心理学的な観点では、必ずしも健全な協調性とは言えません。
- 他者からの否定的評価を避けるために自分を抑える傾向は、「拒否回避欲求」に基づくもの
- 一見「協調している」ようでも、実は同調圧力や不安からの回避行動
- 承認欲求や評価懸念が強すぎると、他人に合わせすぎて自分の本心を見失いがち
- 健全な協調性とは「自分の価値観を持ちつつ、他者の意見を尊重し調和する姿勢」
「自分軸」で生きるということ
自分軸とは、自分の価値観や本音を大切にしつつ、他者の意見や立場も尊重すること。
「他者の意見や気持ちを無視して自分の利益だけを優先する」自分勝手とは違います。
「自分だけが正しい」と主張したり、周囲を顧みずに突き進むのではなく、
必要であれば自分と他者の間に“境界線(バウンダリー)”を引きつつ、お互いを認め合う姿勢が大切です。
まとめ|ちょっと自分勝手なくらいでちょうどいい?
境界線を意識し、自己主張と他者配慮の「調和」を探ることが、両者の健全なバランスと言えます。
自分軸を大切にしながらも、他者への思いやりや協調があれば、
「自分だけが正しい」と主張したり、周囲を顧みずに突き進む「自分勝手」にはなりません。
聖徳太子の十七条憲法の第一条は、
争いを避け、互いを尊重し、協力することが重要であるという教え
確かに!
どちらかが我慢するのではなく、互いを尊重する訳ですね。
あぁ、聖徳太子、やっぱ偉大だわ🙏
もしかすると、空気を読みすぎな私たちHTMLタイプの人こそ、
ちょっとくらい“自分勝手”に生きるくらいが、ちょうどいいのかもしれない😯。
自分を後回しにしすぎるよりも🙂
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