最終更新:2026年9月27日
先日、久しぶりに仕事仲間との飲み会に参加しました。
同年代もいれば年下もいる、10人ほどの集まりです。
久しぶりだったので、少し緊張していたのですが、席についてみると……なんとなく、違和感がありました。
「あれ? 私が知っている飲み会と、なんだか違う」
そういえば飲み会って、こんな感じだったっけ?
今回の飲み会では、それぞれが近況を話す場面が多くありました。
「この前、友達と鎌倉に行って」
「あの映画を観てきたんだけど、すごく感動して〜」
「来月、海外に行く予定なんです」
最近ハマっていることや休日の過ごし方など、「最近の自分」を紹介するような話題が多い印象でした。
もちろん、昔からそういう会話はあったと思います。
ただ、以前よりも「今、自分はこんなふうに過ごしています」という近況報告のような会話が増えたように感じます。
大人数でひとつの話題を囲んで盛り上がるというより、それぞれが近況を少しずつ持ち寄る。
これも、今の飲み会のひとつの形なのかもしれません。
約20年前の飲み会は、どんな雰囲気だった?
思えば、私が20代・30代だった頃の飲み会は、どんな感じだったでしょうか。
今から20年ほど前のことです。
もちろん、すべての飲み会が同じだったわけではありません。
でも私の記憶では、職場の飲み会にはもう少し「みんなで参加する」という雰囲気がありました。
上司や先輩が仕事の話をして、周りが聞く。誰かがふざけた話をして、みんなで笑う。
そして、一次会が終われば二次会へ。
昔は「二次会まで行くもの」という空気があり、私自身も、それが当たり前だと思っていました。
今回は二次会のお誘いもありましたが、私は「一次会だけで十分かな」と思って帰宅しました。
20年前と今、飲み会はどう変わった?
私の記憶と、近年の調査をざっくり並べてみると、こんな違いが見えてきます。
| 項目 | 20年前ごろ 私の記憶 |
現在 調査から見える傾向 |
|---|---|---|
| 開催・参加 | 何かあれば飲み会。参加して当然という空気。 | 職場の飲み会は以前より減少。参加は「選ぶ」ものへ。 |
| 時間・規模 | 部署全体で集まり、一次会→二次会→終電まで。 | 短時間・少人数・出入り自由など、負担の少ない形が好まれる傾向。 |
| 上下関係 | 上司・先輩を立てる。お酌や席順にも気を配る。 | 「お酌なし」が好まれる一方、「気をつかいたくない」は今も参加しない理由の上位。 |
| お酒 | 飲み会=お酒。飲めることが一人前、という雰囲気も。 | ノンアル飲料が広がり、飲酒量や健康への意識も高まっている。 |
| お金 | 上司が多めに払う、部署の経費などもあった。 | 「お金がもったいない」「時間がもったいない」など、コストも参加判断の材料に。 |
| 会話 | ひとつの話題をみんなで囲み、仕事や私生活まで踏み込むことも。 | 最近の出来事や趣味など、それぞれが近況を持ち寄る形に。 |
| 若い世代 | 若手が先輩に誘われる側、という印象。 | 調査では20代の参加意欲が50代を上回る結果も。「若者の飲み会離れ」とは少し違う姿が見える。 |
| 全体として | 「みんなで参加する」ことが前提。 | 「自分にとって参加する価値があるか」で選ぶスタイルへ。 |
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参考にした調査・資料
- A:Job総研「2025年 忘年会意識調査」20〜50代421名(2025年11月)
Job総研 - B:マイナビキャリアリサーチ(2025年11月21日公開)
調査記事 - C:ホットペッパーグルメ外食総研(2025年4月)
調査記事 - D:東京商工リサーチ「忘・新年会に関するアンケート」
調査のまとめ - E:BIGLOBE「飲み会に関する調査」
調査記事 - F:サントリー「ノンアルコール飲料レポート2025」
資料 - G:国税庁「酒レポート」
資料 - H:厚生労働省「国民健康・栄養調査」
データのまとめ - I:20〜59歳の社会人を対象とした忘年会調査
記事 - J:博報堂生活総研「生活定点」
調査 - K:厚生労働省「職場におけるパワーハラスメント対策」
資料 - L:20代と50代の意識調査
調査記事
※「20年前ごろ」の内容は、私自身の記憶にもとづくもので、統計データではありません。
「飲み会離れ」というより、選び方が変わった?
こうして並べてみると、単純に「みんな飲み会が嫌いになった」という話ではなさそうです。
むしろ、「強制・長時間・自己負担・お酌」などの負担が大きい飲み会は避けたい。
一方で、人間関係をつくったり、普段とは違う話をしたりする場としての飲み会には、今も一定の意味がある。
つまり、
「会社の行事だから参加する」から
「自分にとって参加する価値があるかで選ぶ」へ。
そんな変化なのかもしれません。
今回、私が一次会だけで帰ったのも、まさにその感覚でした。
「最後まで付き合わなきゃ」ではなく、「今日はここまでで十分」と自分で決める。
昔だったら、もう少し無理をしていたかもしれません。
それでも「気をつかう」は残っている
ただ、今の飲み会が昔より完全にラクになった、というわけでもなさそうです。
調査では、「参加したくない理由」として「気をつかいたくない」という回答が上位にあります。
上下関係やお酌などの形式的な気遣いは減っても、人と人が集まれば、それなりに気をつかいます。
だからこそ、今の自分には、
「無理のない範囲で、必要なときだけ参加する」
くらいが、ちょうどいいのかもしれません。
そして、意外だったのが「若者の飲み会離れ」
もうひとつ、今回データを見ていて驚いたことがあります。
参加意欲については、20代のほうが50代より高いという調査結果もありました。
「若者は飲み会に来たがらない」というイメージとは、少し違います。
もちろん、調査によって対象者や質問内容は異なるので、一概には言えません。
でも、「最近の若い人は飲み会が嫌いなんだろう」と、こちらが勝手に決めつける必要はないのかもしれませんね。
久しぶりの飲み会で、私が学んだこと
-
「最近の自分」を話せるネタを、少し持っておく
自分のターンが来たときに話せる、最近ハマっていることや出掛けた話など。いくつか用意しておくと、久しぶりの飲み会でも少しラクになりそうです。 -
自分の無理のない範囲で参加する
一次会だけでもいい。途中で帰ってもいい。「せっかく来たんだから最後まで」ではなく、自分の体力や気分に合わせて決める。
今回、久しぶりに参加してみて、「今の飲み会って、こういう感じなんだ」と少しわかりました。
そして同時に、「私も私なりの参加の仕方でいいんだな」と思えました。
次に参加するときは、あらかじめ「最近の話題」を少しだけ仕込んでおこうかな。
そして、疲れたら一次会で帰る。
……うん。それくらいでいい気がします。
久しぶりの飲み会でちょっと緊張する方の、何かの参考になればうれしいです😊

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